犬の気持ち

意識不明の主人に抱きついて離れないワンちゃん

主人が危機に面した時、とっさに犬にも伝わるのかもしれない。アルゼンチンに住む男性が不注意ではしごから転落し、意識不明になった。彼の愛犬トニーは男性の体をいたわるように抱きついたまま、救急隊員が到着するまで離れようとしない。その写真がソーシャルメディアで広がり、話題になっている。

28歳のヘサス・フェチェ(Jesus Hueche)さんは、自宅の庭木剪定していた時、2メートルの高さから転落して気を失った。幸い気づいた隣の住人がすぐ警察に通報し、彼は大事に至らなかった。救急隊員が駆けつけた時、トニーは心配そうな表情でフェチェさんの胸に寄り添い、彼を守っているようだったという。

野良犬だったトニーを拾い、大事に育てていたフェチェさん。まるで家族の一員のようにフェチェさんを心配するトニーの様子は、多くの人々の共感を得たようだ。

(翻訳編集・豊山)