海上自衛隊と空母カール・ビンソン、フィリピン海を航行

2017/04/27 更新: 2017/04/27

米海軍は27日、米空母カール・ビンソン海上自衛隊の護衛艦2隻がフィリピン海を航行する写真を公開した。 

写真につけられた説明によると、米海軍空母カール・ビンソンを先頭に、海上自衛隊の護衛艦「あしがら」と「さみだれ」の2隻が、フィリピン海を航行する様子だという。

写真を通じて米海軍は「インド洋太平洋地域を日常的に70年以上にわたって地域の平和と安全を促進するために巡回してきた」と訓練について説明している。

日米両政府は25日、日本海における、米海軍と自衛隊の護衛艦による共同訓練を実施する方針をかためた。挑発行動を繰り返す北朝鮮に圧力をかける目的だと伝えられている。

同日、米海軍は、日本海上自衛隊、韓国海軍のそれぞれと連携して、4月25日〜26日に同時に二国間海上訓練を行うと公式発表。

米空母と海上自衛隊の共同訓練は、極めて異例。24日には、すでに沖縄近海で、戦術の確認や通信訓練などを行ったと報じられている。

米海軍は演習について「同盟諸国の海軍と連携して、北東アジアの安全と安定に関っていくことを示すため」と説明している。

(編集・甲斐 天海)

関連特集: 緊迫の朝鮮半島