ホーキングの疑問 「みんな、なぜ一日中座っているの?」

イギリスの著名な物理学者スティーブン・ホーキング氏は、健康な人たちがなぜずっと座っているのか、と疑問を投げかけた。

彼は運動の必要性を訴えるスウェーデンのNPOが製作したビデオで、「現代は、多くの人々が体重過多や肥満の合併症で死亡している。我々は食べ過ぎているのに、ほとんど動かないからだ」と警告した。世界保健機関(WHO)によると、運動不足は世界の主要な死因のうちの4番目に挙げられる。

21歳の時に筋萎縮性側索硬化症を発症し、それから50年以上、車いすでの生活を送るホーキング氏。彼は、より多くの自由があるのにずっと座っている人たちを理解できないと話している。

(翻訳編集・郭丹丹)